進学校の生徒の将来の夢の選び方が根本的に間違ってると思う理由

はじめに

僕は中学生、高校生を教えてるんですけど、

教えてると夢が決まっている生徒もいれば、決まってない生徒もいて、

でもどちらも、大学に行きたいってことなんで、大学や学部についてアドバイスするんだけど、

いつも疑問に感じるんですよね。

「その目標で大丈夫?」って。

たとえば先生なりたいとか、薬剤師なりたいとか、そーゆー子が多いんですけど、「その仕事、これからなくなるよ?」って。

こういうことって、学校の先生もまわりの大人もなかなか教えてくれないと思うんですよね。

経験もしてないし、大学にいくことが正義になってしまって。

だから自分で言うのもなんなんですけど、すごく貴重な話だと思うので、よく聞いてください。

なぜ僕がこんな話をするのか、それは僕も失敗したから

なぜこんな話をするかと言うと、僕自身もそれで間違った痛すぎる経験があるからです。

僕は学校の先生や、大学の先生を目指して死ぬほど勉強してきたんですけど、

途中で気づきました。

この夢、まちがってねーか…

そして、医者とか他の道にきりかえることも考えながら、なかなか決断できず、

そして数年悩んだあげく結局かえて、

今までの努力が全て無駄になりました。

正直、学校の組織や学校の先生を恨みましたね。

「くそーー!なんで教えてくれなかったんだ!!」

でも仕方ないなとも思いました。

先生に教えられるわけないですもん、だって知識も経験もないんだから。

結局はそこを考えきれなかった自分の責任です。

だから僕は僕でいいんですけど、

あなたにはそんな経験をしてほしくない。

なので僕の経験もそれはそれで高校生にとっては貴重だと思うので話します。

好きな仕事ではなく、時代にあった仕事を選ぶ

学校では夢がある人は褒められ、夢がない人は「夢を持ちなさい」といわれます。

もちろん夢があることは素晴らしいことでしょう。

でも僕が大人になって気付いたことは、夢はただもてばいいというものではなく、時代にあったものでなければならないということです。

もし時代にあっていない夢をもつくらいなら、夢がない人の方がいいとさえ思ったりもします。

進学校の人こそ気をつけよう

僕は進学校の人はとくに気をつけてほしいと思います。

進学校の人は大学を目指しますね。大学を選ぶということは、今まであった職業から夢を選ぶことになります。

でも今まであった職業はこれからなくなったり、劇的に減っていく可能性が高い。

そして大学に行くので、そういうことに気付くのが4年遅れます。貯金ができないどころか、借金をすることもあるでしょう。

学校で一生懸命学んだことが社会で全く役に立たないことにも気づくかもしれません。

意外と勉強ができない子の方が、社会の実態を知って早く人生をたてなおしたり、世の中で役立つスキルを身につけたりします。

進学校や大学にいく人はこういうことを考えながら、手を打ちながら学生生活を過ごしてください。

今がどういう時代か

今は情報革命といって、ITが全ての仕事をおきかえていっています。これからはAIが全てをぬりかえます。

これまでの仕事はどんどんなくなったり減ったりします。

そのような未来を想定しながら自分の人生をつくっていかなければなりません。

オススメの職業

僕がもしも今みなさんの立場なら医者かプログラマー、もしくは自分で起業したり、これから新しくできる仕事を考えると思います。

夢も明確に絞らずに、大きな夢であったり、つぶしのきく仕事を選びます。

大学も情報科を選ぶでしょう。

AIが仕事を奪っても、AIエンジニアやデザイナーは引っ張りだこになるそうです。

教師は、勉強を指導する人は消えて、うまく生徒のやる気を出させてくれる先生が残ったり、倫理道徳の先生が残ったりします。

これから鬱の人が増えるのでカウンセラーは仕事が増えるという人もいます。

おわりに

今回は進路について僕が思うことを書きました。僕は失敗してしまいましたが、なんとかたてなおそうとしています。

あなたには同じ失敗をしてほしくないので、この記事を書きました。

参考になれると嬉しいです。

(代表者プロフィール)片山 貴文

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