私が26歳のとき医学部を目指そうと思った理由

今日は私が26歳のときに医学部を目指そうと思った理由についてです。

これを読んでくれている人は、受験生の人がほとんどかと思います。

あなたは将来の夢が決まっていますか?まだ決まっていませんか?

もしも将来の夢が決まっていると、周りの人はほめてきます。私は「先生になりたい」と夢をもっていたので、まわりの人からほめられました。

夢が決まっていないと、「まだ決まっていないのか?」とか「目標決めろよ」とか言われますよね。大人はそういうことを言いがちです。私は中学生や高校生のうちに夢なんて決める必要はないと思いますが。

夢を決めているとほめられます。ほめられますが、誰もその夢の中身については深く考えてくれません。

教師でも保育士でも美容師でも、自動車でもオールオッケーになります。

「夢をもっていることは素晴らしい」ですから。でも今私はそう思わないのです。

私もそれで失敗しました。中学生や高校生のときは世の中のことなんてわからないので。

ふつう高校の頃は「どこの大学に行くか」ばかりに意識が向いてしまうのですが、私も「ほんとに教育学部でいいのか」をもっと真剣に考えればよかったです。

私ははじめは学校の先生や大学の先生を目指していたのですが、26歳のときに医学部を目指しました。

理由はお金を稼ぎたかったですし、家族を守りたかったし。

もちろんそのあとはいろいろ考えましたけどね。

生きがい、やりがい、困っている人を助けたい、なんのために医者になるか、どんな医者になるか。

いろいろ考えました。

でも最初は不純な動機です。

私は自分の失敗経験からアドバイスをすると、「夢は好きなもので選ばない方がいい」です。

みんな夢を好きなもので選んで、夢が決まると先生や家族はほめてきます。でもそれだと失敗します。

今どき好きだから刀屋さんをやりますか?武士の鎧を売りますか?やるわけないですよね。時代にあっていないのです。

刀や鎧ならいいですが、「自動車をつくりたい」とか「教師になりたい」はけっこういると思います。

でもこの2つは完全に斜陽産業です。

夢は「時代にあっていて、好きなもの」で選ばないといけません。

時代にあっているものとして、私は単純に医療系と情報系をおすすめしたいですね。

もちろん、時代にあっていなくても好きで好きで仕方ないものについてはオッケーです。

覚悟をもっていくわけですから。

大学は「どこの大学に行くか」よりも「どの学部に行くか」が大事です。

そして勉強と同じぐらい、進路調査に時間をかけるようにしてください。

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