武生高校のレベルを知って「勉強が少し不安」な1年生にアドバイスしたこと

高校に入学して数ヶ月たつと、新しい生活に慣れると同時に、授業のレベルや自分の成績もわかってきますよね。

教えている生徒も、最初なかなか成績がふるわず、本音をきくと「少し心配で焦りがあります」と話してくれました。

武生高校に限らなくても、きっと同じように不安を感じている方も多いと思うので、

少しでも力になれるように、彼に伝えたことをシェアしたいと思います。

はじめに

毎年いろいろな学校・学年の生徒を教えているのですが、その中で武生高校の1年生を今年は3人教えています。

これまで「入学時テスト、中間テスト、一斉テスト」とふんできて、次は6月の後半から期末テストを控えている状況です。

今年の武生高校の1年生は、324人の生徒がいるのですが、その中で1人は30番ぐらい、あとの2人は200番ぐらいです。

30番ぐらいの人は自信をもっているのですが、自分の教訓を話しながら、

「天狗にならず、上には上がいることを知ってどんどんのぼっていく」ように指導をしています。

で、200番ぐらいの子にも、「全く気にしなくていい」という話をしていて、それよりも「着実に積み上げることが大事」だとこれまで教えてきました。

その子に、「実際のところ今どんなことを感じているか」ときいたところ、

彼は「少し心配で焦りがあります」といいました。

で、こういう気持ちの子は多いと思うので、その子に話していることをシェアしたいと思います。

成績がいい生徒とわるい生徒へ

まず結論だけいっておきます。

成績がいい場合

成績がいいのはすばらしいことなので、そこで調子にのらず上には上がいることを知って、がんばってください。武生高校、もっというと県内で1番をとりましょう。簡単です。

成績がわるい場合

今の成績は全く気にしなくていいので、それよりも「今何をしているか」に集中してください。それでも武生高校で1番をとりましょう。簡単です。

最初の成績は全く問題ではない

僕はよく生徒に「今の点数や順位は全く気にしていない」ということを言います。

なぜなら、成績をあげていくことは簡単ですし、そして今の順位がどうこうよりもこれからあげていくことが大事だからです。

今の成績よりも、僕がほんとに気にするのは「目標と現状、今何をしているか、残り時間」です。

僕が高校のときは最初の中間テストで401人中58番でした。

自分としては思ったよりも順位がよかったので、調子にのりました。

今思うと、たいしてよくもないくせに、あれで調子にのるなんてアホですね、ほんとに。。。

で、最初はよかったですけど、勉強のやり方が下手だったり、やらなかったので、成績もどんどん落ちていきました。

高校では、入学時に成績が上位でも、やらなければ落ちていきます。

逆に入学時に成績が下位でも、やればあがっていきます。

ここが中学と高校のちがいだと思っていて、中学ではやらなくても頭がいい子はいい成績をとったりします。

でも、高校ではそういうわけにはいきません。

高校では内容も難しく、量も多いので。

勉強の積み重ね、もっというと基本の積み重ねが、確実に結果に出ます。

「やれば上がる、やらなければ下がる」が明確なわけです。

なので、勉強手順をよくして、やり続けることが大切です。

勉強法をうまくすれば、最初は苦しくても、あとでどんどん強くなるようにもっていくことができる

最初は賢い子や容量がいい子が勝つでしょう。それは能力勝負ですから。

でも僕は、目先のテストよりも、長期的にみて勉強方法を設計したりしています。

なので、最初はなかなか結果に反映されなかったり、なかなかあがっていないように見えるのですが、

時間がたてばたつほど、強くなっていきます。

長期で強くなるための勉強法の具体例

具体例として、「繰り返しの仕組み」と「印で管理すること」について話をします。

繰り返しの仕組みをつくる

たとえば、僕がこだわっているのが「いかに何回もやれるような仕組みをつくるか」ということです。

周りが数回しかやらないなかで、僕は少し違ったレベルで繰り返せるように勉強のプランを設計するので、

それがあとになったときにどうなるかは、考えれば明白ですよね。

やった問題を印で管理する

また勉強手順のひとつに「やった問題に印をする」というのがあるのですが、昔の僕も含めてだいたいの生徒はその重要性を知らないので、印で管理をしていません。

なのでまた復習というときに「どの問題をやったか」「どの問題がわからないのか」がわからず、

また全部やったり、そもそも全部できないので、その時の思いつきで復習をしたりします。

でも、僕が教えている生徒はやった問題や回数、理解度が全て管理されているので、

復習の効率がかわったりします。

事実、僕が教えていた生徒は入学時に207番だった生徒が、高校2年生の11月に武生高校で1番をとりました。

なんか自分の指導法の自慢みたいになってきましたが、僕はほんとはみんなにこの方法を教えたくて、

教材もつくっているので、興味がある人はメルマガを登録して案内をみてみてください。

まとめ

だから、僕が言いたいことは、高校に入って200番とかだと、自信を失ったり、やる気もなくしてしまったりすると思うんですよね。

僕も中学のときはずっと頭がいいといわれてきたのに、高校ではそういう人が集まっているので、自分が並であったりそれ以下の評価を受けます。

明確に人から言われなくても、自分でそのように感じるようになっていきます。

また1学期の中間テスト、期末テストあたりまではいいけど、だんだん気力ももたなくなっていくと思います。

まわりが賢いのでやってもやってもなかなか成績もあがらないし、宿題もがんばってるのにわからないし、全部終わりません。

でもそういう人に言いたいのは、「全く問題ないから、がんばってついていく」ことですね。

完璧にできなくてもいいので、がんばってついていくことが大事です。

テスト範囲の問題が全部終わらなくても、「1問でも解く、1問でも多くできるようにする」、そういうことの積み重ねがあとできいてきます。

いやになってやめてしまうと成績は急降下して、そして来年あたり「やっぱりやろう」となったときに、立て直せなくなってしまいます。

そして大事なこととして、ただがんばるだけでなく、勉強方法をよくすると一気にチートになるので、ぜひコメントやメールで連絡ください。

それに対するコンテンツをつくったり、もしかしたら個別にアドバイスもできるかと思います。

(代表者プロフィール)片山 貴文

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