人それぞれ、目標があると思います。あなたもきっと目標をもっていることと思います。私が今、強く感じることは「目標は達成しないと意味がない」ということです。
「意味がない」というときつい言い方になりますし、本当に意味がないかと言うと、努力するなかで力が身についていたり、失敗がほんとにいい経験になったりもするので、意味は大いにあるのですが。しかしそれはあとで考えることであって、やはり目標に向けて努力しているときは必ず実現させることにこだわってください。
私もこれまでいろいろ夢や目標をもってきました。子どもの頃は仮面ライダーになりたいとか、おもちゃ屋さんになりたいとかあったのですが、中学生以降だと大きなものが3つあります。1.プロサッカー選手、2.大学の研究者、そして3.医者です。これがどれもあと一歩のところで達成できませんでした。
小・中学校の頃はサッカー選手になりたいと思っていて、キョンシーの人形に「全日本の選手に必ずなる!」と書いたりしました。でもまわりの人に無理といわれて、あきらめたら、県代表のときに一緒にやってた人がプロになりました。たしかに上手でしたけど、となりで一緒にやってた人なんですよね。これの失敗の理由は「先生に無理といわれたから」です。
大学生の頃は、大学の研究者を目指していて、広島大学の博士過程に進学が決まってたんですけど、あの頃は若いときでしたし、将来が不安になってやめました。その頃信じて続けた友人は今大学の先生になりました。これの失敗の理由は「考えすぎてしまったから」や「不安に勝てなかったから」です。
医者を目指したときは、なんの自信もなかったけど、8ヶ月の独学でがんばって全国で96位をとることができました。
そしたらセンター試験で国語一発失敗してしまったんですよね。二次試験では70人枠のところに600人ぐらい受けにきて、失敗してたんで自分では「よくて300番ぐらいかな」と思って、5月に結果開示したら90番でした。これの失敗の理由は「本番に失敗してしまったから」です。ほんとの失敗のポイントは別にあるのですが、それはまた別の機会に。
私が今まで必死に目指した目標は、どれもあと少しのところで達成できなかった。そういう経験をもとにしてきて、今起業家として私は必ず目標を達成するつもりで取り組んでいます。
失敗はほんとにいい経験になります。いい経験にはなりますが、でもあなたは私のように失敗する必要はないと思います。失敗したそのときはなかなかつらいですしね。なので、できれば私の経験から何かを学んでもらって、必ずあなたの目標を達成してください。必ず達成して、そしたら私に教えてもらいたいです。お互いがんばりましょう。
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