僕が高校1年生で数学の個人塾に通ったときの経験

はじめに

今の僕は中学生・高校生に勉強を教えているのですが、

そういう僕も高校のときは、1年間ほど塾に通っていました。

通っていたというか在籍した感じですね。今日はそのときのことについて話したいと思います。

申し込みの経緯

武生高校で勉強がやばいと思って、新聞の折り込みちらしをみて10月ぐらいに申し込んだのだと思います。

確か毎月3万円ぐらいでした。

塾内の環境・人間関係

形式としては、高校生のクラスは5人ぐらいで、1年生は僕1人。

2年生の男子先輩が2人いて、あと女子も2人いましたかね。

僕は高校1年生のときはクラスで友達がいなくて、学校でびびりまくっていたので、

この塾でも先輩にびびっていました。

この先輩たちは全然僕のことがきらいとかではなかったけど、僕がそんなだからあっちも話しかけづらいかんじで、

僕はびびりながら、「こんにちは」ってあいさつするとか、声を出さずにお互い頭だけ下げるとかそんなかんじでした。

授業形式

形式は2時間のなかで、自分の学校の問題集のうち、わからない問題があったら前にいる先生のところにいって解説を受けて、

その解説がほぼ意味わからんみたいな感じでした。

あの形式だと、高校の成績は絶対あがらんなと思います。きけても2題、3題ぐらいだったので、週一でそんなものをきいても絶対に高校の授業にはついていけません。

だから今の僕はもっと別の形式で、生徒が自分で上手に勉強できるようになることを一番に考えて教えています。

ちなみに僕はこの塾の先生がきらいでは全然なくて好きでした。

「コーヒーくさいな…」とは思ってましたけど、でもそれ以外はいい人でしたし好きでした。

ただ勉強は意味わからんかったです。

僕はいつも部活のあと社会人サッカーにいって、それを少し早めに切り上げて塾にいくようにしていたのですが、

学校もいやだから気持ち的に消耗してるし、

勉強もわからんしで、

だんだん塾にはいかなくなって、月謝だけ払ってる状態で、1年ぐらいたったときにやめました。

あの頃はあまりそんなことも考えなかったけど、今思うと親にはほんとに迷惑をかけてしまったと思ってます。

入ってみないとどんな塾かわからないという問題にみんな苦労している

塾を選ぶときは会社の就職活動みたいなもので、前もってわかる情報は表面的なものでしかなく、実際に入ってみてわかることが多いと思います。

塾に入って、なんか自分にあわないとか、思っていたのとちがうのと気づいたりしても、はじめてしまったし、入会金も払ったし、子どももやめたいとなかなか言いづらい。

僕の知り合いではやめたいと思ってから、なかなか言い出せずに、言っても保護者のひきとめもあって、やっぱりそのまま1年間たって、そしてやめて別の塾にかえたという生徒もいました。

もったいないですよね。時間もお金も、モチベーション的にも。

なので、前もってどんな塾か、わかるとほんとはいいのですが。

おわりに

今回、僕の高校時代の経験を話しながら、「塾で間違った勉強をしてないですか?」という趣旨で話しました。

今も「塾に入ったけど、このままでほんとに成績あがるのか?」とか、

「なんか思ってたのとちがうな」みたいな人ってきっと多いと思いますし、実際よく相談も受けます。

そういうときは、すぐに決断して、別の塾をさがしたり、別の勉強法を学ぶ方がいいと思います。

もし勉強に困っている生徒、保護者さんはメールおくってもらえたら、何らかのアドバイスもできるかと思います。

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