僕が大学に通っていたころ、先生が言いました。
「教えられ上手になりなさい」
僕にはその一言がすごく印象に残りました。
今まで、先生なんだから教えてくれるのが当然と思っていました。
・先生は一生懸命教えてくれて当たり前。
・先生はわかりやすく教えてくれて当たり前。
・授業がわかりにくいのは先生の責任。
たしかにそうです。
先生はそれが仕事ですから。
僕らの方はどんな生徒でもプロ意識をもって平等に接する必要があります。
でも先生も人間ですから、相手の反応によって、
感情も動くし、そして教えやすい生徒がいれば教えにくい生徒もいます。
僕はそれ以来、人から教えられるときには、すごく工夫をするようになりました。
勉強のスタイル
勉強の方法として、人から教えられる方法と自分でやる方法があります。
僕は自分でやる方がいいと思ってたけど、今は人から習って、その上で自分でも頑張る方がいいと思っています。
で、自分でやる場合は好き勝手やればいいと思いますけど、人から教わるのであれば教えられ上手になる必要があります。
教えられ上手になると相手もがんがん有益な情報を与えてくれます。
教えられ上手とは何か
僕が考える教えられ上手をあげていきたいと思います。
素直
まずは何よりもこれです。とにかく素直であるということ。
素直というのは、「受け答えがいい」とか、「はい!とうなずく」とかそういうレベルの話ではなくて、
先生の言ったことを、しっかりとやるということです。
先生が言ったことが多少自分の意見とちがっても、とにかく忠実に、徹底的にまねてやってみる。
でもこれがなかなか難しい。
みんな自分のやり方があったり、感情があったりします。
でもそれを、ほんとに信頼する先生をみつけて、全て素直にやれる人は伸びます。
先生がよければですが。
僕も生徒に教えていると、たいがいみんなやりません。もしくは自己流でアレンジしたりします。
でも僕は先生に習うときは全て「はい!」です。そして忠実にまねます。
あいさつと返事がいい、元気がいい、うなづく
先生にあったときに元気よくあいさつしてくれたり、先生が授業しているときにうなづいてくれる、「はい!」と返事をしてくれる。
そうすると先生はうれしくなって、どんどん教えようとしてくれます。
逆に、返事がないと「わかってんのかな?」となったり、声が小さいと「聞こえねーよ!」と思ったりします。
また、こちらも「俺、きらわれてんのかな」とか「話しかけづらいな」とか思ってしまいます。
僕が教えている生徒で、Tくん、Hさん、Yくんなどいるのですが、この子達はほんとに受け答えがいいです。
話してるだけで、こちらも元気になり、僕も逆に見習わないといけないなと思ったりします。
努力している
努力している生徒は好かれます。
人間は努力している人を応援したくなるからです。
おわりに
今日は教えられ上手になろうという話をしました。
先生は教え上手でなければならないのはもちろんですが、生徒もおしえられ上手である方が成績も伸びます。
お互い協力しながら、合格に向けて頑張っていきたいものですね。
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