こないだ別のところでも話したんですけど、教えている高校生が学校で1番をとったんですよね。
(これ、かなり評判いい記事でしたし、希望もわくと思うんでぜひ読んでみてください。)
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まあ、学校で1番をとったといっても、
僕としては「実力が伴っていないな」とも思ったり、
「1番はさすがにまぐれかな」と思ったりもしました。
まあ、まぐれでも1番なんてとれないですけどね。
数学なんて高1のときは数学苦手って言ってたのに178点です。記述で笑
やばくないですか笑
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で、それをいろんな人に話すんですけど、そのときに2通りの反応があるわけです。
ひとつは「は!?」「まじで?」「やばっ!」という反応。素直に驚いてくれるやつです。
これは正直、僕もうれしいですね。
で、もうひとつのタイプの反応があるんです。それは「ふーん」といいながら信じてない系です。
僕もそれをある人に話したら、こういう反応をされたわけです。
「ふーん、たまにいるんだよね、そういうまぐれででちゃう人」
「…」
「あのさぁ…」
「いやいやいや、こっちは一番出してんですけど。」
「はあ?」と思って、正直いらつきました。
まあ、にわかには信じられないのも無理ないですけどね。僕も昔はこんなことは無理だと思ってたんで。
でもこういうことを一回やったことがある人には、すごく共感してもらえる話だと思います。
で、それを生徒に話して、「ちょ、きいてくれる?こんな反応されたんだけど」っていって、
「悔しくない?僕は悔しいよ。」
「そうですね。」
「そんなんいうんだったら、もっかい出してぎゃふんと言わせてやろうぜ!」
みたいなかんじでぼくらは意気投合したんです。
でもさすがに「一番はむずかしいかな」と思いながら。
というのも僕からみるとまだまだ実力伴ってないし、今まで100番とかだったわけだし。
だから「1番は無理だとしても、せめて20番とか30番とかとりにいこうよ!」みたいに言ってたんですよね。
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そしたら、その生徒が昨日、また結果を出してきたんです。
何番だと思います?
2番です。
しかも前回は学校で1番といっても県では45番。
それが今回は福井県で11番です。
前回は数学178点で「やば!」って思ってたんですけど、今回は196点です。やばくないですか笑?
この生徒はもうほんと残念な子で、数学にはまってて、英語に苦手意識もってるんですよね。
英語113点とかです笑
高校1年生のときは「数学だけは苦手で」って言ってたんですよ。
それが今は「数学にはまっちゃって数学ばかりやっちゃうんですよね」みたいな。
まあ、それはそれでいいんですけど、
「でも今は英語だから!」
「英語なんか、簡単だから英語やれ」って言ってるんですけど、
それがやっと今そこに向き合ってやりはじめたかんじです。
僕、今回のテストも、もしも英語それなりにとってれば県で1位とかねらえたと思うんですよね。
県で1位はさすがにモンスターみたいなのがいるかもですけど、2番3番にはくいこめると思うんです。
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まあ、そんなこんなで、満足はしてないんですけど、
とにかく今回も2番とかとってきたんで、これで、まぐれじゃないことが証明されたし、
少なくともこないだの1回だしたときよりは、信頼性あがったんじゃないかなと思います。
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ちなみにこの生徒、こんなことゆうのもわるいんですけど、もとは全然頭よくありません。
本人も自覚あると思うんですけど。
最初は207番ですし、中学のときは48番でやばいといって、今の「武生高校にいれてください」って言ってきた子ですから。
だから、そんな子でもこんなふうに高校で1番とか県で11番とかとれるということです。
それぐらい僕は徹底的にやり方を工夫したので。
僕、正直自分より勉強のやり方が上手い人や工夫している人に会ったことないんですよね。
逆にいえば、能力がなくても、やり方を工夫すれば勝てるということです。
同じような状況の子にとってはむっちゃ希望わきません?
だから壁なんかなくして、どんどん上をとりにいってください!
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成績をあげるコツを言っておくと、ゴールまで最短距離を進むことです。
近道をして、一直線で向かうんです。
たとえば10kmのマラソン大会で、自分だけ、2kmだったら1位とれる気がしません?
絶対とれますよね笑
それのまさに勉強版です。
しかもマラソンでは近道したら怒られますけど、勉強では怒られません。
怒られるどころか、賞賛されるわけです。
学校で教えられる勉強は、僕からみるとほんと無駄なことばかりです。無駄なことばかりやらされてしまってるんです。
自覚ないですか?
だから、無駄なことを消しまくって、大事なことに絞るだけで、一気に成績上がると思います。
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