高校や大学はどこでもいいけど、分野選びを間違ってはいけない

僕は人生で後悔していることがあります。

いろいろあるんですよ。

・もっと友達と仲良くしておけばよかった
・もっと女子と遊んでおけばよかった
・もっとおじいちゃんおばあちゃんに会いにいっていればよかった
・父親や母親に反抗してしまったけど、もっとやさしくしてあげればよかった
・もっと高い目標をもてばよかった
・その他たくさん

大人になると後悔ばかりです。

僕の場合は、夢を二転三転させたり、実現できなかったりしてきたので、後悔が人一倍強いかもしれません。

———-

そういうたくさんの後悔がある中で、

超絶に後悔している、みなさんにどうしても伝えたい、きっと役立ててもらえる、僕の大きな後悔があります。

それは何かというと、

「自分のなりたい職業について、しっかり考えなかったこと」です。

高校時代、僕は「成績を上げるために毎日勉強しなさい」とか、

「いい大学に行きなさい」とか

そういうことばかりを教えられました。

でもどこの大学にいくかよりも、何倍も何倍も、この分野選び、進路選びが大事だと思っています。

だからあなたには、

「自分はどんな人生を歩みたいだろう?」

「自分は将来どんな職業につこう?」

「自分がなりたいと思う夢や職業は間違っていないだろうか?」

こういうことを自分に問いかけながら、勉強と同じぐらい、進路について調べたり考えたりする時間をとってほしいと思います。

———-

もちろん夢や目標は生きていくなかでかわるかもしれません。かわって普通だと思います。

そもそも中学や高校のときに、一生の夢を決めるなんて不可能だと僕は思います。

でもその時なりにしっかり考えた上で高校や大学に行くのと、あまり考えずにいくのとは全然ちがいます。

———-

ここからは、僕のしょうもない失敗事例について話しますね。

僕は中学1年生まではサッカー選手を目指していました。

中学のとき、進路について考えろという課題で、サッカー選手と書いたら怒られました。

なりたいものがみつからず、なかでは英語が得意だったので通訳と書いたらほめられました。

中学2年生のとき部活の先生に憧れて先生を目指しました。

大学生のとき、大学の先生に憧れて大学の先生を目指しました。

26歳のとき、大学の先生をあきらめて医者を目指しました。

27歳のとき、医学部の試験に落ちて、自分で仕事をはじめ、そのときに世の中は全てIT化していることにようやく気づき、プログラミングをはじめ、起業しました。

35歳でブログやYouTubeをはじめました。

何回かわってるんでしょうね。

情けないです、ほんとに。

———-

僕は高校のとき、学校の先生になりたいと思って、そこにしばられました。

父親はある日僕に言ったことがあります。

「貴文は医者にならんか?」

でも僕は「やだ」と答えました。僕は「先生になりたい」と言いました。

理由はそもそも医者になんてなれないと思ったし、手術したり血をみたりするのも怖かったし、

お年寄りよりも子ども達を相手にして、ときには衝突したり葛藤を抱えながら、

でも生徒の心に残るような、

きびしいけどときにやさしく、そして熱い先生になりたかった。

ドラマを見すぎました。

でも26歳のときは、医者を目指しました。

生きていると夢はかわるし、僕が父親に医者を断った理由に大した意味なんてなかったわけです。

———-

高校生にとっては一浪なんて普通で、二浪すると体が震え、三浪すると発狂しますね。

でも僕はなりたい夢や目標がはっきりしていて、その分野がもしも適切なら、

2,3年かけても全然問題ないと思います。

とくに医者なんて、28歳で目指す人もたくさんいます。それでも十分もとがとれますからね。

ただ、ここもなかなか難しくて、無駄に引っ張るよりは、はやく入った方がいいですけど。

———-

医学部の試験に落ちて、僕は苦手だったパソコンを学びました。

そしたらもう、すごいわけです。

断言しますけど、パソコンが使えない人や会社はこれから滅びます。

パソコンに強ければ、チートです。

もともと頭がわるくても、パソコンに強いだけで上にいけます。

僕もできれば高校のときにITに気づいて、大学なんてどこでもいいので情報科を選んだり、

もっというと大学すらいかずに、なるべくはやくプログラミングやデザインを覚えたり、

今みたいに情報発信していたら、どんなによかっただろうと思います。

———-

僕は学校や塾をみていて、勉強の成績を上げることに夢中になって、

進路について教えないことに怒りを覚えます。

無難な夢をもつとほめられますね。

歌手やスポーツ選手は相手にされない。

公務員になりたいとかいうと先生は喜びます。

薬剤師とか教師とか、自動車つくりたいとか、そういうのは喜ばれます。

先生のものさしで、いいものはほめられるのです。

でも先生のものさしで生きない方がいいですよ。

今はそういう時代ではないので。

———-

僕が今選ぶなら間違いなく、医者かプログラマーを選びます。

もしくはこれからできる新しい仕事ですね。

この20年間でITが世界をぬりかえたように、今度はAIでそれが起こります。

情報化に進んでおくと、もしも夢がかわってもどの分野でもつぶしがききます。

———-

僕が言っていることは偏っているかもしれません。

僕も今でも勉強したり年齢を重ねたりするごとにかわってしまうので。

ただ、みなさんは勉強と同じぐらい進路選びを一生懸命やってください。

僕は大学時代、一生懸命勉強してきました。

でも分野が間違っていると意味がなくなります。

ソフトバンクの孫正義さんが言いました。

「登る山を決めろ。それによって人生の半分が決まる。」

どの分野を選ぶかが超絶に大事なわけです。

僕の失敗経験をいかして、

あなたにはいい人生をつくってもらえたらと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です