僕は高校や大学に行ったことを後悔しています。
高校ぐらいは仕方ないとしても大学なんていかずに、起業するなり就職するなりして早く働いていればよかった。
もし人生をやりなおすなら高校にも大学にもいかずに、なるべく早く働きます。親にも金銭的に迷惑をかけたくありません。
やることといえば、「とりあえずどこかで働く」「パソコンをかってパソコンを覚えてお金を稼ぐ努力をする」「読書をして知識をためる」「人をとにかく喜ばせる」あたりでしょうか。
若ければ若いほど働ける会社なんていくらでもあるので、とりあえず働きながらよりよい会社にステップアップを目指したり、副業をしてお金を稼ぐ努力をすると思います。
僕は学校であんなに努力したのに、成績もよかったのに、幸せな人生を歩むことができませんでした。
そうかと思うと学校で勉強していなかった人や遊んでいた人の方が人生でうまくいっていたりします。
僕はこれはほんとに社会の大問題だと思うし、僕もそうしたように学校の先生は反省すべきだと思うのです。
もちろん最終的には自分の責任ですが、自分の人生は学校にむちゃくちゃにされたと思うし、僕の人生をかえしてほしいとも思ったりします。
もちろんそこに気づけなかった自分が一番わるいのですが、でも子どもにそれに気づけというのも酷な話です。
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なぜ学校や受験で学ぶことが役に立たないかの話をします。
この30年で世の中は大きくかわりました。これまでの人類の歴史で大きな変化が3つあります。
農業革命、工業革命、情報革命です。
500万年の人類の歴史でたった3回しかないうちのひとつが今起こっています。
工業革命は300年続きました。今が全盛期です。
情報革命は500年続くといわれていて、まだそのほんの入り口にすぎず、これからさらにこれが進みます。
僕が高校生の頃は携帯がカラーになったといって喜んでいました。でも今はこれです。
世の中がかわるのに、学校はかわっていません。
受験生は10年前や20年前の過去問を使ったりしますが、それは学校で学ぶ内容がかわっていないということです。
そうしている間に社会はどんどんかわります。
なぜ学校がかわらないか。
それは組織が大きすぎるのと、日本人は何かをかえようとするとみんなが反対するからです。
だから学校に適応すればするほど、社会からとりのこされていきます。
逆に学校に適応できない人の方が、遊びや社会経験のなかで社会ですぐに役立つ知識を身につけたり、人とのコミュニケーションを学んだりします。
僕はすごく勉強して、全国模試で96番をとりました。
それなのに人生はうまくいっていません。おかしくないですか。
努力がむくわれる社会であるべきなのに、努力した人がそれがまちがった努力であったため痛い目をみているのです。
大事なのは学校の勉強ではないという話です。
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だから学校の勉強ができても調子にのらないでほしい。
学校の勉強をがんばれば幸せな人生がまっているわけではないことを理解してほしいと思っています。
ではそんななかで、なぜ勉強するのか。どのように勉強するのか。
目標をもって勉強して学校の成績がよくなると自信がつきます。自信がつくのはとても大事なことです。
人間関係もよくなります。余計な悩みがなくなるし、人にやさしく教えてあげることができます。
資格が必要な仕事につきたいのであれば勉強するしかありません。
学校の勉強は役にたたないといっても日本は資格社会な側面もたしかにあるので、勉強したことをもとに就職したいのであれば役に立ちます。その場合はほんとにがんばって勉強しないといけないですね。
5科目で100点ぐらいしかない人はそれはそれで苦労するので、200-300点ぐらいにはあげたいところです。
何かしらの理由で学校の勉強が必要な人は上をめざして勉強してください。
でも僕は中学生や高校生にとって大事なことは受験勉強の100倍ぐらいあると思っています。
たとえば人間性をみがく、本を読む、将来の勉強をする、お金の稼ぎ方を学ぶ、人間関係を学ぶ、パソコンの勉強をする、青春する、いろいろです。
だから受験勉強をするのであればなるべく早く終わらせて他の大事な勉強をするか、もしくは同時にやることです。
もちろんその第一歩として受験勉強をやるのであれば、がんばってください。
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僕はみんなが若くてうらやましいです。
僕は人生をやりなおすことはできませんが、みんなは今の状況がどうであれこれからいくらでも人生をつくっていけます。
いい人生をつくってほしいと思います。
がんばってください。僕もこれからいい人生をつくっていくために必死にがんばります。
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