【映画レビュー】「DOCTORS」君はなんのために医者になったのか

今、ドクターズというドラマをみています。

このドラマがほんとにおもしろいんです。

僕は普段、いろいろドラマをみているんですけど、

たまにほんとにおもしろいドラマがあって、そういうときは次から次にみてしまったり、夜中も見てしまったりします。

今までだと、「白い巨塔」とか「僕の生きる道」とか「野王」とか、いろいろありました。

そして、このドクターズというドラマもそのひとつだなと思っています。

いやー、ほんとにおもしろい。

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この沢村一樹さんは日本医療大学で10年やってきたとても腕のあるドクターで、かっこいいです。

腕がいいだけでなく、病院再建のために作戦をねる頭のよさ、人をまきこむ力、患者とのコミュニケーション、そして医者としての哲学など、

全てがかっこいい。

もうひとりの高嶋さんがおぼっちゃんでだめだめな医者なのと対照的に描かれています。まあ、この高嶋さんも悪役というよりは、おぼっちゃんで、やさしいところもあって、かわいらしいのですが笑

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沢村さんは民間病院の医師でありながら、大学病院への教授就任を頼まれたり、若い医師に講義で教える場面があります。

そこで「君はなんのために医者になった?」

と理由をきくと、

若い医師たちは

「学校で成績がよかったから」とか

「家が病院だから」と答えます。

そう答える若い医者たちに、

といいます。「もっと別の理由を考えろ」と。

そしてその回の最後に、若い医師たちに教えます。

医者になる理由は「患者のためだけだ、それ以外にはない。」

出世でも、派閥争いでもなく。

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これをきいて、僕はグサッときて、そして自分自身についてふりかえりました。

今ネットで教材をつくったり、実際に勉強を教えたりしている僕は、正直お金持ちになるために仕事をしています。

そのために、生徒のことを考えたり、結果を求めたりもします。

でも、沢村さんの教えからするとやはり、自分は本来は「生徒のため、保護者のため」ということを一番に考えないんといけないんだろうなと思います。

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僕は今はお金を稼ぐために仕事をしていますが、昔からそうだったわけではありません。

大学の研究者を目指したときは「日本中の子ども達のために」と思っていましたし、

起業したはじめのころは、「人のためにできることをしたい」という思いをもっていました。

お金のことはどうでもいいと思っていたし、お金のために仕事をする人を軽蔑したりもしました。

でも僕の先生はそれを叱ったりします。

僕の先生は、「最初はお金なんだよ」と教えます。みんなかっこつけて自分の欲求に素直にならない。でもそれはだめだと。

お金を稼いで、そして次のステージにいきなさいと教えてくれました。

昔の僕のような生き方だと、うまくいく人はいいのでしょうが、

僕の場合は「無料でいいです」とかボランティアみたいになってしまったり、自分の仕事に責任をもてなくなったりもしました。

仕事以外で困っている人がいたときに、助けたいと思っても、大したことができず悔しい思いも経験しました。

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僕はきれいごとはいったんおいておいて、お金を稼ぐために仕事をしています。

そしてそれだけで人生が終わるのはまっぴらごめんなので、はやく次のステージに進めるようにしたいです。

でも、沢村さんが、「患者のため、それ以外に医者になる理由はない」

といった言葉を考え続けたいと思います。

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あなたは何のために勉強をしていますか?

何のために今の仕事をしていますか?

ぜひメール、コメントなどで教えていただけたらと思います。

(代表者プロフィール)片山 貴文

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