はじめに
今日は「苦手なことで悩んでも、全て改善していける」という話です。
人間生きている以上、いろいろなことで悩みますよね。外見の悩みであったり、内面の悩みであったり、能力や現状に対しての悩みであったり。
私自身、いろいろと考える性格で、26歳まではいろんなことに悩んでいました。それ以降は全く悩まなくなりましたけどね。ただそれでも最近はちょっと悩んだりします。
今日は、あなたがもしも今何かに悩んでいるとしたら、それに対して私なりのアドバイスをしたいと思います。
人間が悩む2つの理由
人間が悩む理由は2つあります。
1つは「人と比べるから」、もう1つは「自分で自分に壁をつくるから」です。
悩みは「人間の特権」でもあるので、前向きに捉えればいいと思うんですけど、私としては「悩むことはセンス」だと思うんですよね。人は目標をもったり、悩んだりするから成長することができます。同じ状況でも目標のない人や悩まない人がいて、それはそれで楽観的でいいんですけど成長はしません。ですから悩むということは自分がこれから成長できる可能性でもあるので、それ自体がセンスなわけです。
私もこれまでにいろいろなことで悩んできました。軽いものだと「自分の声がきらい」「話し方がへた」「リズム感がない」とか。他にもあります。「球技は得意だけど走るのが遅い」「営業が下手」「頭で考えるのが苦手」「笑顔がぎこちない」など。
少し重いものだと「将来ほんとに大学の先生になれるのか」とか「今やっていることが実現できるのか」とか。
自分で書いてて思うんですけど、書き出してみるとどれもくだらないものばかりです。とくに笑顔とか声とか。
で、これを人に言うと「なんでお前そんなことで悩んでるの?」と笑われます。自分の悩みなんて自分で悩んでいるだけで、他の人は誰も気にしていません。みんな自分のことで忙しいですから。
人と比べるのではなく、自分を成長させる
大学生で教育実習に行ったときに、人気の先生と人気でない先生がいました。当然イケメンとか話がおもしろいとか授業がうまい先生は好かれたりします。世の中不公平ですよね。私の友達でもTくんという人気の先生がいました。そこでみんなは人気のTくんと自分を比べてしまい卑屈になったりします。でも私は「人と比べても意味がない」と思っていました。その人と入れ替われるなら悩んでも意味があると思うんですけど、残念ながらそういうことはできません。自分の人生を生きるしかないわけです。だから人と比べてどうこうではなく、自分を成長させて、自分の人生をよりよくしていくことが大事です。
「悩み」と「課題」をわける
ひとことで悩みといっても、ただ悩んでいるだけで解決策を考えていないのであれば、それは意味がありません。そこで私は「悩み」と「課題」をわけるようにしています。
たとえば「明日の天気」とか「見た目」とか「人が自分をどう思うか」とか、自分でコントロールできない「悩み」は考えるだけ無駄なので考えないようにします。時間の無駄です。
それに対して自分でコントロールできる「課題」があります。人が自分をどう思うかを気にしても仕方ありませんが、自分がその人にどう接するかはコントロールしたり変えていくことができます。そういうものを積極的に考えて、改善していきましょう。
言葉の使い方
人は意識しないと口癖のように「でも、、、」と行ってしまいます。「でも自分はかっこよくないから」「でも学歴がないから」「でもお金がないから」「でもあのとき失敗したから」。
「でも」というと、言い訳思考になり、できない理由ばかり考えるようになります。そこでこれを意識的に「こそ」と言うようにしてください。「自分はかっこよくないからこそ」「学歴がないからこそ」「お金がないからこそ」「あのとき失敗したからこそ」。「こそ」という人が人生や未来をかえていきます。
おわりに
人それぞれいろんな悩みがありますし、それが当然です。ですが、できないことで悩んでもそこで可能性を閉じないようにしてください。
人間はどんなこともやっていればうまくなります。どんなことでもです。仕事も勉強も人間関係も全て上達します。私も昔は「踊れ」といわれても踊れませんでしたし、営業も何をしたらいいかわかりませんでした。でも今なら踊るのぐらい余裕ですし、営業もあの頃より全然うまくなりました。どんなことでも、時間をかければかけるだけ上手くなることができます。そのために勉強したり行動したり努力していきましょう。
コメントを残す