今の日本で学校に通っていると、当たり前のように高校に行って、当たり前のように大学に行きます。当たり前すぎて、みんなそのコースです。で、「勉強したくない」とか訳のわからないことを言います。
ある人に教わったのですが、人生の歩み方には3つのルートがあります。で、このうちで学校の勉強が必要になるのは1つだけです。
1つ目は「サラリーマンコース」。会社員だけじゃなく、医者や公務員など資格系も含めてですね。このコースは人から仕事の内容を決められ、人から給料やボーナスを決められ、人からの評価を受けて生きていくことになります。このコースを選ぶなら、迷わず最高の学校を目指すべきです。極端に言うと東大の一択です。上のコースをとればとるほどいいわけですから。医者や先生になりたい人もこのコースをとらないといけません。大学に行って資格をとらないといけないので。で、このコースを選んだ人は「勉強が好きで好きで仕方がない」ということなので死ぬほどやってください。
2つ目はなにかというと、それは「職人コース」です。大工、パティシエ、エンジニアなど。すごいところでは俳優やスポーツ選手もこれですね。自分の知識・技術を売りにしていく仕事です。学校の勉強は必要ありません。親方とか師匠とか、できる人に弟子入りして、一緒に仕事させてもらって、見ながら仕事を学びます。このコースでは素直さや師匠に気に入られることが大事になります。そうするとたくさん教えてもらえます。ちなみに親方や師匠は超絶きびしい場合が多いです。
さて、最後の3つ目ですが、何かわかりますか?それは「社長コース」です。社長、つまり経営者ですね。社長になるのはこの中で一番簡単です。法務局に行って書類を提出するだけで社長になれます。そのあとはひたすら周りの人を喜ばせることを考えて、嘘をつかず、そしてひたすら実行します。自分の周りの人、お客様、スタッフや仲間をいかに喜ばせるかだけを考えます。サラリーマンコースや職人コースよりもこれが一番簡単です。で、これももちろんですが学校の勉強は必要ありません。私の知り合いには、「昔勉強がきらいで全くやらなかった」みたいな経営者がたくさんいます。で、その人のもとで昔勉強が好きだった優秀な人たちが働いています。ちなみに江戸時代はみんな社長でした。
この話をはじめて知った方は、なぜこのような話を今まで教えてもらえなかったかわかりますか?それはあなたの周りの人が1のコースを歩んできたからです。
人生には3つのコースがあります。自分が本気になって一生懸命がんばれるものを選びましょう。ちなみに頭がわるくて、手先が不器用な人は、社長にしかなれません。
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