大学の勉強は基本的に独学

私は高校生に独学を主にするように言っていますが、その最大の理由は学習効率です。独学する方が圧倒的に効率がいいので。

しかし実はそれだけではなく、他にもいくつか理由があります。そのひとつとして「大学や大人になってからの学習」を見据えてます。受験が終わって大学に行ったら基本的に勉強は独学になります。

授業ももちろんありますけど、それよりも自分の勉強が圧倒的に大事なわけです。ここで自分で目標をもったり、意識高く取り組めない人があまりに多いので、みんな遊びに大学にいってる状態になったり、遊ぶばかりになって留年したりする人が多いわけです。

大学の先生は授業が下手です。大学の先生には仕事がいくつかあって、たとえば医学部の先生だと「研究」「診療・手術」「教育」。教育学部だと「研究」「学校支援」「教育」ですね。で、とくに専門分野の研究や論文が特に大事で、そこで大きく評価されるわけです。私も大学の先生を目指していたのですが、大学の先生になるには論文実績で評価をします。その他、学閥や紹介などもありますけどね。

で、ここで言いたいのは大学の先生はあまり授業がうまくありません。これが私としては非常に驚きでした。大学の先生の授業は面白そうだと期待して大学に行ったんですけど主に先生の研究分野を聞かされる感じで、まったく面白くなく、そしてまったくわからないんです。先生もこちらの学力をみながらではなく、ただただ授業が進んでいきます。黒板は内容も書き方も意味不明です。もちろん極端にいってるところもあって、そのなかにたまに超絶わかりやすい先生もいたり、授業を工夫されている先生もいます。はっとさせられる先生もいます。

そういう意味でいうと、一番授業を工夫しているのは、実は小学校の先生です。みんなに楽しく大事な力をつけられるように、毎日すごく考えているわけです。中学もそうですが少し受験に流されますね。ただ小中の先生はすごく授業を工夫します。高校は全然だめで、ただの受験勉強とその解説です。

ここで小中高はみんなの学力や成績、学級経営が評価されますが、大学は研究が評価されます。そういう理由で大学の先生は授業はするにはしますが、あまり方法を工夫しないので授業がうまくありません。そのためあなたはそこで絶望するのではなく、自分で考えながらやっていく必要があります。

付け足しになりますが、時代状況もそうですよね。今は昔とちがって社会の変化が速かったり、学ぶべきことが多すぎるので生涯学習や自己学習能力が求められています。

さらに独学できるとお金がかかりません。人に習うとお金がすごくかかります。

大学もそうですが大人になっても、これからの勉強はずっと独学です。そして仲間とは「議論」や「協力」をします。独学の仕方も、今までやっていないからできないだけで、教わったり、やっていったりするうちにどんどんうまくなっていくのでがんばってくださいね。

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